エセ芸術家ニューヨークへ行く

「メディアを持ったことがありますか?」

ピングプランのとある一角には、ゲームが並んでいます。
いわゆる「無電源ゲーム」と言われる、
カードゲームやすごろくの類のものです。

もともとゲーム Game という言葉は、
古いゲルマンの ga mann、集まる-人、
英語に直すとpeople together、
人の集まりという意味から来ているそうです。

インベーター~ファミコンの頃のビデオゲームは
一人遊びの代表格でしたが、
遊び相手が機械と考えれば、
集まるのは人じゃなくても良いってことかもしれません。

でまぁ、社内のゲームコーナーに最近やってきたのが
「エセ芸術家ニューヨークへ行く」
というもの。

出題者1名と芸術家数名に分かれますが、
芸術家のうち1名はエセ芸術家という設定。
出題者はお題を書いたカードを伏せて芸術家に配ります。

芸術家たちは順番に「一画だけ」絵を描いていきます。
その挙動の怪しさを見て、
芸術家たちは誰がエセ芸術家かを
見破らねばなりません。

せーの、でエセ芸術家を指さし、
得票が多い人がエセ芸術家となりますが、
そこでエセ芸術家がバレなければ出題者とエセ芸術家の勝ち、
エセ芸術家がバレて当たっていた場合でも、
エセ芸術家がお題が何であるかを見破っていた場合は、
同じく出題者とエセ芸術家の勝ちとなります。

もちろんあとはこのルールの上にいろいろな駆け引きが起こります。

このゲームは、人の解釈の違いや、
ミスリードを誘う際の考え方、形の考え方など、
あまり言語化できないような部分が「絵」という形で出てきます。

普段の生活は、文字や論理的な思考が多いので、
こういうところで脳が動くと、
普段使わないところが動いたような気がして
脳が心地よく疲れる感じがしますね。

それが刺激になって、また別の行動に繋がると良いなぁと思います。

さてさて、冒頭で述べました「メディア」ですが、
言葉の上でもいろいろ解釈がありますけれども、
大手マスコミだけがメディアではありません。
自分が情報を伝えられるメディア(媒介物)なら
なんでもいいように思えます。

↓つけ麺の「中」を頼むところからメディアへの話
https://youtu.be/gJdUsL13btg

ではまた。