物理的に手元にある安心と戦う

石井です。

私は、電子書籍も読みます。
Amazon Kindleを使っています。

無料の書籍なんかもあったりして、
なかなか面白いです。

が、この仕組みだと、
「この本、良かったから読んでみなよ」
といった、物理的な貸し借りができません。

無料の電子書籍だとしても、気軽に渡せない。
相手にもKindleをインストールしてもらって、
Amazonのアカウントを作ってもらって、
URLを渡してやっと読んでもらえます。

うーん、ハードルが高い。
こんなことなら有料でもいいから、物理的な本で買えば良かった?
と、思考がぐるぐるしてしまいます。

やはり物理的に手元にあることは、とても安心感があります。

講座や情報などを商売にする場合、
本質としては知識を売るのですから、伝わればそれで終了なのですが、
物理的に手元に残ることのためだけに、
本や冊子、修了証なんかを作ったりすることも多いです。

その一方で、世の中では「断捨離」だとか「ミニマリスト」みたいな
ものを持たないシンプルな生活スタイルも注目されています。

自分はものを持ってしまうタイプなので、
ミニマリストみたいな生活スタイルは、
一度体験してみたいとは思うものの、
いきなり目指すものではないなぁと思ってしまいます。

やってみたいと思ったらやればいいんですけどね、
あれこれ理由をつけて先延ばしにして、結局やってません(笑)

Amazon Kindleに限らず、電子書籍の便利なところは
普段持ち歩いているスマートフォンやタブレットで
そのまま読めるところでした。

家を出るときに、途中でこの本を読みたい、あの本を読みたい、
と思って荷造りをしていると、
結局1日では読み切れない量の本を持ち歩くことになります。

実際、カバンの中にハードカバーの本が3冊入っていたりして、
とても肩こりに悩まされました。

結局、どっちが良い、悪い、ではなくて、
「今日は何を持って歩くか」
の判断をしっかりできる体制にすることが重要だと思います。

今は、Kindleを持ちつつも、本は2冊限定で持ち歩くことにしています。
どうせそれ以上あっても読まない(読めない)から、
こっち本は今日読むべき運命ではないのだ!と決めて諦めます。

…結局2冊とも読まずに帰宅することもあります(笑)。

よく情報の取捨選択と言われることがありますが、
ここまで来ると本を選ぶのは、行動の取捨選択であり、
時間の使い方の取捨選択ですね。

どれがベストということもないでしょうから、
ミニマリストも含めて、いろいろ試していきたいと思います。

フットワークを軽くいろいろ試せる状態は
今後もキープしていこうと思います。

ではまた。