活性化する研究会

研究会開始時の面々

研究会開始時の面々

2014年11月18日 第2回高齢社会ビジネス研究会を開催しました

手探りで始めた第1回でしたが、第2回は参加者がさらに増えて(前回は12名、今回は17人で開催)この研究会には需要があり、高齢社会問題と対峙したい方はまだまだいる! と確信しました。参加者の業種も編集者/コンテンツ事業の方/川崎市の街おこし協力隊の方等もいて、より多様化しています。

第1回レポートはこちら
https://pingplan.com/senior120140925/

今回は、保険業界での事例と調査データを下にしたファイナンシャルプランナー岩佐氏による講演が情報豊かで聞き応えのある内容でした。

医療技術の進歩がもたらした長寿化と三大疾病の変化が介護期間にどのような影響を与えているのかをデータで目の当たりにさせられると、今まで思い込んでいた老後の姿が待ち受ける現 実とは乖離している事を、否が応でも突きつけられます。そして、その変化した高齢社会を見据えて保険会社が様々な商品を開発して備えていっている 事例の紹介が、他の業種でも様々にやれる事があるという可能性を充分に示唆しています。

続きまして浦田より、三菱総研の『団塊世代消費研究会』座長学習院大学青木幸弘先生の教えを引用させて頂き、「ライフコースとライフスタイルの変 化」を見ての「市場・消費の変化」を見るという考え方を紹介させてもらった上で、少子高齢化と人口減少という最大の地殻変動を不動産業界がどのように受け止めているのかをレポートしました。

地震を例にしての消費行動変化説明

地震を例にしての消費行動変化説明

その他、ディスカッションやアイスブレイクでも盛り上がり、次回に続く話題等を頂きながら交流会へと続かせて頂きました。

第1回より緊張感のあったディスカッション

第1回より緊張感のあったディスカッション

今回の参加者アンケートより強く反省させて頂いたのは、皆さんは参加者それぞれの業種などの紹介と交流を強く欲しており、そこの不足を感じられていた点です。新しいビジネスの可能性を新しい出会いの中から考えたいとの要望をより満たせるよう、第3回では皆さんの交流をより推進する企画・プログラムを組ませて頂きます。

また、第2回は第1回と大きく異なり「次回は、私がこのテーマで講演したい」と言ってくださる方が何人もいました(私が講演者を探したり自分で資 料を作って発表する事が減って、楽できてしまいます!)。この会に参加し刺激を受けることで自らの体験・経験を講演し、高齢社会に備えたビジネス作りに弾みがつけばと思います。

1月13日(火)に第3回を開催します。ご興味のある方はご連絡ください。
TEL:03-5817-4308
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