ホームページ制作に500万を覚悟すべき理由

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WixやJimdoなど、無料でホームページを作れるサービスがあったり、
1桁万円でホームページを作ってくれる業者がいたり、
ホームページ制作ってそれぐらいの価格帯なんでしょう?

というイメージがあると思います。

「とりあえずあればいいや」でしたらいいんですが、
じゃぁ「とりあえずじゃない」場合はどうなるんでしょう?
 

ホームページ制作といっても、とりあえずは中小企業で、なにか商材があって、
その商品アピールのためのページと、同時に会社概要、という内容を想定します。

一般的なホームページ制作の流れは下記の7フェーズに分かれます。

1.与件策定 何のためにやりたいのか決めます
(商品をアピールして売上げを上げたい、など)

2.戦略策定 ゴールをどこにして、どうたどり着くか決めます
(HPからの問い合わせをn件、売上げm万円、など)

3.戦術策定 スケジュールや戦術、費用を決めます
(広告の使い方、成約までのストーリー、など)

4.設計 骨組み、実施内容について組み立てていきます
(原稿の素材集め、整理、内容の再検討)

5.制作・開発 デザイン、コーディング、システム、サーバー設置
(見た目、情報の流れ、自動化する部分のシステム、スマホ対応など)

6.更新・運用 管理・更新・修正をしていきます
(情報の追加、更新)

7.効果測定 ゴールに対してどれぐらい目標達成したかを調査測定します
(アクセス解析、売上げ分析)

 
無料ホームページって結局、5.制作・開発の一部分を
無料でやってくれるツールということなんですね。

ということは他の項目は自分でやるか、
他の人にやってもらうことになります。
 

さらに重要なのは、1.与件策定のさらに前段階、
あなたの商材はどう売っていくべきか、という点を固めることです。

そのため商品自体の見直しをする必要があるかもしれませんし、
お客様にわかっていただくための説明を改める必要があるかもしれません。
わかりやすく入ってきてもらうためのキャッチコピーを考える、
コピーライティングの作業も必要です。

自分でやる場合には各項目に対するスキルが必要ですし、
外注する場合でも担当社の時間は取られます。
 

ここまでの内容で作成していくとなると、
原稿を全部作って、構造も指定して、
単純に見た目のデザインとコーディングを頼んだ場合で50万程度、

原稿を一緒に考えてくれたり、戦略・戦術の相談までしていくとなると、
150万円ぐらいの覚悟は必要です。
それでもエキスパートな社員を4~5人抱えるよりは安いでしょう。
 

コピーライティングはピンからキリまでありますが、
契約次第で10~100万ぐらいでしょうか。
販売のキモでもあるので、売上げシェアで報酬決定することもあります。
 

以上を合計したら300万、外注とお付き合いする担当者のコストも考えたら、
その後の更新管理なども含めて、初年は500万ぐらいは覚悟することになります。

外注に払うか、ある程度の部分は自分でやる、
(お金は発生しなくても時間を消費する)
そんな選択になってきます。
 

しかしそれでも、500万の「投資」に対して売上というリターンがあれば良いわけです
逆に考えると、どれだけのリターンを考えるかで投資できる額も変わってくるでしょうし、
そのへんはケースバイケースです。
 

狭い意味でのホームページ制作は5.制作・開発だけですが、
全部含めるともはや「事業部まるごとコンサルティング」にも発展していきます。

冒頭に挙げたWixやJimdoはホームページが「作れる」のであって
「作ってくれる」わけではありません。

外注する場合も見た目は調整してくれますが、
原稿や戦術は自分で考えなければいけません。

もっと根本の戦略部分から一緒に考えてくれるパートナーがいたほうが
物事がスムーズにすすむ場合もあるでしょう。
 

ホームページの制作、運用、戦術、戦略に通じた
相談相手を確保しておくことは
あなたのマーケティングの選択肢を増やすことにつながります。

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