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研究会参加者からの登壇へ

第3回高齢社会ビジネス研究会

第3回高齢社会ビジネス研究会

2015年1月13日 第3回高齢社会ビジネス研究会を開催しました

浦田直樹です。今年も宜しくお願い致します。
正月明けの仕事始めや新年会に忙しい時期なのに多くの方に集まっていただけたのが嬉しかったです。

研究会後の交流会に15人も参加して頂いたのは、新年会の1つとして楽しんで行こうと思っていただけたのでは?と皆さんがよりリラックスして参加していると受け止めています!

第3回は今までと違い、これまで研究会に参加して頂いた方の中から発表したいテーマがある方に事前に相談し、ご登壇いただきました。

出版方面より参加の前野様には、コミュニケーションと技術の在り方を説かれ、スマートフォンの実際の所有率等を示した後に、テレビ電話を見直すお話をして頂きました。そこから東北の被災地で配布されたTV電話を実際に持ち込み実演を行っていただき、このシステムを用いてどのような活用が考えられるかを参加者にも考えてもらうという、これまでに無いビジネスにも踏み込んだお話をして頂けました。

「技術的に可能な事」は「ユーザーが求めている事」とは異なるという基本に立ち返らせて頂ける良い機会であったと思います。

また、公益信託アジア・コミュニティ・トラスト事務局(ACT)からは鈴木様にご登壇して頂き、「NGOの解説」「NGO業界における高齢者の関わり」をお話して頂いた後に、どのような協力者が必要なのかを説き、前野様に続いて参加者と登壇者の双方向性の高い講義をして貰う事が出来ました。

ACTでは「士業」関係者とのネットワークづくり(新しい市場開拓)を今後の広報・ファンドレイズ戦略の1つとしており、まだ研究会に参加していない方でも連携/協力できる心当たりのある方は今後の研究会に参加されて鈴木様にお話をしてみるのもありかと思います。

公益信託アジア・コミュニティ・トラストHP
http://acc21.org/act/

講義される鈴木様

講義される鈴木様

前回のアンケート反省を受けて(「もっと横の交流もしたい」との声)、研究会中に自己紹介の徹底をした後という事も行いましたが……
ですが、おそらくそんな事に関係なく研究会後の交流会は大変に盛り上がったものとなりました。やはり、横の交流は研究会の中でよりは交流会でよりリラックスした状態でこそですね。
楽しく飲んで頂き様々な交流が生まれた様子でして、異業種交流会の場としても主宰としては自信がつきました。

今後、高齢社会ビジネス研究会の記事につきましては専用サイトにてより詳細な情報展開を行って行きます。(2月よりコンテンツを充実させていきます)
皆様のご支援ご参加。宜しくお願い致します。

銀の羅針盤
http://ginban.jp/

第4回も勿論行います!3月の中旬を予定しています。ご興味のある方はご連絡ください。
TEL:03-5817-4308
問合せフォーム


おせちもいいけどミリ飯もね♪

新年あけましておめでとうございます。本年もピングプランをよろしくお願いいたします。

7日まで年末年始のお休みとさせていただいているのですが、早めに出勤している社員で、なぜか突然仕事始めに「台湾のミリメシ」を食すというイベントをやることに…。

実は万国津梁大異業種交流会という沖縄の異業種交流会で、スタッフUが台湾のミリタリー飯を頂いたので、せっかくだし皆で食べよう! ということになりました。

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そもそもミリ飯とは、元々はコンバットレーションと呼ばれる戦闘糧食のことです。近年では一般にも出回り、ミリタリー飯(略してミリメシ)と言われることも多くなりました。我々には非常食としても身近な存在になってきましたね。

最近ではスティック状の栄養補助食品や飴・缶詰などの従来の保存食といったものだけでなく、温かい状態で食べられるカレーや丼ものなど食事の形に近づいた改良もなされています。

今回頂いた物もご飯とおかずがセットになっており、温かい状態で食べられるというものでした。台湾の軍で実際に食べられている商品だそうです。

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ちなみに中身はこんな(→)感じ。

赤いパウチが具、白いパウチがご飯、水をかけると熱を発する加熱剤と水、そして器とスプーンとお手拭きが入っています。

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2種類のパウチを外装の袋に戻し、加熱材と一緒に入れて加熱剤に水をかけて蓋を閉じます。

※画像ではパウチの間に入ってますが、水と反応しやすくなるだろうということでこの後加熱材は底に敷きました

立てた状態でしばし待つ!!

台湾語わからないけど、10分で出来るよ! 的な事が書いてあった気が!

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2分ほど眺めていたら音がしてきて、その後だんだん音が大きくなり水が沸騰して蒸気が出てきました。

蒸気がおさまってきて、時間も10分経っていたので取り出し、組み立てておいた容器に移します。

\ヘイカモン!/

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お? おお!?

いい感じだぞ! 台湾っぽい!

素肉(肉に見立て豆腐やグルテンなどで作られたもの)・クコの実・生姜などが入っており、とても良い匂いです!

事務所の中が、一瞬にして台湾の繁華街に(誇張)

皆で実食した感想。特に男性陣に好評でした。

  • 生姜が効いていてパンチのある味
  • ご飯はレンジで温めるほどふっくらとはいかないが、水と加熱材でここまで温められるのであれば十分
  • 素肉って思ってたよりおいしい!
  • できるまでテンションあがる!

日本で一般向けに販売となると、もっとマニュアルをわかり易くしたり、パッケージを変えたりなどは必要だと思いますが、海外のミリメシ、触れる機会が少ないので、とても楽しかったです。この他にも色々と食べてみたいと思います。

ピングプランの2015年は、こんな、チャレンジに満ちたイベントで開始です!

(スタッフH)


活性化する研究会

研究会開始時の面々

研究会開始時の面々

2014年11月18日 第2回高齢社会ビジネス研究会を開催しました

手探りで始めた第1回でしたが、第2回は参加者がさらに増えて(前回は12名、今回は17人で開催)この研究会には需要があり、高齢社会問題と対峙したい方はまだまだいる! と確信しました。参加者の業種も編集者/コンテンツ事業の方/川崎市の街おこし協力隊の方等もいて、より多様化しています。

第1回レポートはこちら
https://pingplan.com/senior120140925/

今回は、保険業界での事例と調査データを下にしたファイナンシャルプランナー岩佐氏による講演が情報豊かで聞き応えのある内容でした。

医療技術の進歩がもたらした長寿化と三大疾病の変化が介護期間にどのような影響を与えているのかをデータで目の当たりにさせられると、今まで思い込んでいた老後の姿が待ち受ける現 実とは乖離している事を、否が応でも突きつけられます。そして、その変化した高齢社会を見据えて保険会社が様々な商品を開発して備えていっている 事例の紹介が、他の業種でも様々にやれる事があるという可能性を充分に示唆しています。

続きまして浦田より、三菱総研の『団塊世代消費研究会』座長学習院大学青木幸弘先生の教えを引用させて頂き、「ライフコースとライフスタイルの変 化」を見ての「市場・消費の変化」を見るという考え方を紹介させてもらった上で、少子高齢化と人口減少という最大の地殻変動を不動産業界がどのように受け止めているのかをレポートしました。

地震を例にしての消費行動変化説明

地震を例にしての消費行動変化説明

その他、ディスカッションやアイスブレイクでも盛り上がり、次回に続く話題等を頂きながら交流会へと続かせて頂きました。

第1回より緊張感のあったディスカッション

第1回より緊張感のあったディスカッション

今回の参加者アンケートより強く反省させて頂いたのは、皆さんは参加者それぞれの業種などの紹介と交流を強く欲しており、そこの不足を感じられていた点です。新しいビジネスの可能性を新しい出会いの中から考えたいとの要望をより満たせるよう、第3回では皆さんの交流をより推進する企画・プログラムを組ませて頂きます。

また、第2回は第1回と大きく異なり「次回は、私がこのテーマで講演したい」と言ってくださる方が何人もいました(私が講演者を探したり自分で資 料を作って発表する事が減って、楽できてしまいます!)。この会に参加し刺激を受けることで自らの体験・経験を講演し、高齢社会に備えたビジネス作りに弾みがつけばと思います。

1月13日(火)に第3回を開催します。ご興味のある方はご連絡ください。
TEL:03-5817-4308
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新しい社会のデザインに向けて

2014年9月10日に、第1回高齢社会ビジネス研究会が開催されました。

本格的な高齢化社会に突入する中で、介護・保険・相続、その他諸々の問題がより高い頻度で発生することが予想されます(現在は4人に1人、2030年には3人に1人が高齢者です)

『そのトラブルを回避するために、私達に何が出来るのか?』『無償のボランティアではなく、全うなビジネスとして仕組みを作り、問題を回避・解決できないだろうか?』

そういった考えの元に、志・興味・問題意識を持たれた方で12名集まって本研究会がスタートしました。
(この日はJRの各駅が浸水し普通に歩けないほどの激しい雨であったにも関わらず、皆さん時間通りに集まっていただけました)

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第1回は高齢化社会の動向と、シニアビジネスについての基本的な情報共有を行い「相談相手が居る」ということの重要性をまずアピールした後に、参加者とのフリーディスカッションを通して様々な体験・ご意見を交わしました。

高齢化社会についての状況、未来予想などの説明から開始。

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インターネットや業界関係者からの説明やパンフレットの他、様々な書籍・雑誌類からも情報を取りプレゼン資料を作らせて頂きましたが、調べれば調べるほど、状況の深刻さ逼迫さがわかってきました。

―様々な提言・意見―

  • 不動産や「まち」といった視点から相続や高齢化社会について徹底的に勉強中という、自分にとってもグッドタイミングでしたので、今後も楽しみにしています。
  • 高齢者の生のお話しをきくためにも、勉強会自体に高齢者の方々をお招きしたり、そのような「溜まり場」や「寄り合い」の「場」を提供するというのも、我々にとって勉強になるだけでなく、それ自体が一つの大きな貢献になるのかもしれませんね。
  • 現在高齢者になられた我々の大先輩に、例えば、「昔の生活」について語ってもらい、今、本当は何を考えていらっしゃるのか?本当は何を思っていらっしゃるのか?を聞いてみたいですね~。
  • 介護の人間も逃げている現状で、すべての者を救うのは無理がある。慈善事業・ボランティアではなく、ビジネスとして成り立つところから。
  • 自身も高齢者の初心者として単なる遊び、時間の余裕は生きがいにはならない。他の方は退職後、どのようなことに『生きがい』を感じるのかが知りたい。
  • 次回には、他業種の高齢化社会ビジネスへの取り組み状況・他業種との高齢化社会ビジネスへの連携状況もテーマとして期待したい。
  • 年金制度があるから家庭崩壊に繋がっているのでは?やっていけなければ、親と子が一緒に住むはずだ。介護寝たきり・相続・核家族・保育所等の様々な問題は、昔みたいに三世代同居などで解決できるはず。
  • 相続の相談は女性が多い。遺言書は、奥さんが旦那さんに「書かせる」。また、田舎では「先祖代々の田んぼ」という価値観が強い。
  • この勉強会でも、新しい高齢社会のデザインが生み出せたらいいですね。

様々な意見、体験談などを頂けた研究会となりました。

現在、11月中旬に第2回を予定しています。ご興味のある方はご連絡ください。
TEL:03-5817-4308
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